中小企業省力化投資補助事業とは?

1月26日に、令和5年度補正予算「中小企業省力化投資補助事業」に係る事務局の公募が開始されました。(→中小機構ホームページの公募情報

「中小企業省力化投資補助事業」とは、中小企業等の 売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoT、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品を導入するための事業費等の経費の一部を補助することにより、簡易で即効性がある省力化投資を促進し、中小企業等の付加価値額 や生産性向上を図るとともに、賃上げにつなげることを目的とした事業です。

結婚式の引き出物をカタログで選ぶように、補助金の対象となる省力化汎用製品を「カタログ」の形式で掲載し、中小企業等がそのカタログの中から選択して申請するところに特徴があります。(IT導入補助金の省力化設備版といった感じですね。)

中小企業省力化投資補助事業については、昨年11月に公表された「令和5年度補正予算案の事業概要(PR資料)の中で、以下のように説明されていましたが、

今回公開された中小企業省力化投資補助事業の事務局の公募要領を見ることで、以下のような内容が読み取れます。

・人手不足に悩む中小企業等が補助対象
・従業員一人当たり付加価値額を年率平均 3%以上増加が要件
・賃上げにより補助上限アップ
・カタログに掲載する省力化支援事業者と機器の選定を行った後、令和6年3月より公募開始
・令和8年度9月末まで に公募回数15回程度(公募頻度は2ヵ月に 1 回)
・採択予定件数は計120,000件

3月から公募開始とのことなので、人材不足に対応するため何らかの省力化汎用製品(たとえば、自動清掃機ロボットや自動配膳ロボットなど)の導入をお考えの事業者様は、具体的な製品の選定を進めることをオススメします。

一方で、省力化汎用製品を製造販売されているメーカー様は、「省力化支援事業者」になり、自社製品を登録する準備を進めるべきだと思います。

KOKコンサルティングは認定経営革新等支援機関です。(認定支援機関ID:106213000810)
2021年度と2022年度の事業再構築補助金およびものづくり補助金で、14社の事業者様の事業計画作成をご支援させていただき、そのうち12社の事業者様が採択されています(採択率85.7%)。これまで、製造業/IT業/卸売業/サービス業/鉄筋加工業/土木工事業/リフォーム業/飲食業など、さまざまな業種の事業者様の事業計画作成をお手伝いさせていただいております。

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