2025年度の補助金はどうなる?ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠が省力化投資補助金の一般型として移動?

12月6日、中小企業庁ホームページの「中小企業対策関連予算」のページの「令和6年度補正予算・令和7年度当初予算関連」に、「中小企業省力化投資補助事業」という資料が追加されました。

この資料によると、これまで省力化投資補助金は、あらかじめカタログに登録された汎用製品だけが対象(カタログ注文型)だったものが、今後は、個別の現場設備も対象(一般型)になると読み取れます。

今年創設された省力化投資補助金は人気がないので、利用用途を増やして使ってもらおうという意図であることはわかりますが、これだと、省力化投資補助金の一般型とものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠が同じような内容になってしまいます。

これをどう使い分けるんだろうと疑問に思ったのですが・・・経済産業省のホームページの「令和6年度補正予算案の概要」の中にある「PR資料」の「中小企業生產性革命推進事業」のページを見てみると、

ものづくり補助金の説明文の中に、これまであった「省力化(オーダーメイド)枠」に関する記述がなくなっています。つまりこれは、「ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠が省力化投資補助金の一般型として移動する」ということなのではないかと思われます。

このように、2025年度は補助金がかなりややこしくなりますので、各補助金の特徴や内容を把握して、自社の取り組みにマッチする補助金がどれかをしっかり見定めることが重要です。具体的な設備投資の計画があり、補助金の活用をお考えの事業者様は、早めに経験豊富な認定経営等支援機関を見つけて相談されることをおすすめします。

KOKコンサルティングは認定経営革新等支援機関(認定支援機関ID:106213000810)として、補助金申請のための事業計画作成をご支援しています。直近(2021年度〜2024年度)の「ものづくり補助金」「事業再構築補助金」等で、20社の事業者様の事業計画作成をご支援させていただき、そのうち17社の事業者様が採択されています(採択率85%)。これまで、製造業/IT業/卸売業/サービス業/鉄筋加工業/土木工事業/リフォーム業/飲食業など、さまざまな業種の事業者様の事業計画作成をお手伝いさせていただいております。

他にも「事業承継・引継ぎ補助金」や東京都の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」、2024年から始まった「中小企業省力化投資補助金」「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」申請のためのご支援もさせていただきますので、気軽にお声がけください。

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