ものづくり補助金とダブルで活用できる産業雇用安定助成金(産業連携人材確保等支援コース)が創設されました
11月29日、厚生労働省の産業雇用安定助成金(産業連携人材確保等支援コース)が創設されました。この助成金は「景気の変動、産業構造の変化その他の理由で事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業主が、生産性向上に資する取組等を行うため、当該生産性向上に資する取組等に必要な新たな人材の雇入れを支援する」もので、ものづくり補助金(第17次公募の製品・サービス高付加価値枠に限る)の採択および交付決定を受けている事業者が対象になります。
主な要件(事業主)
・ものづくり補助金(第17次公募の製品・サービス高付加価値枠に限る)の採択および交付決定を受けていること
・事業計画に記載する「実施体制」中に人材確保に関する事項を記載していること
・生産量/販売量/売上高等の指標が前年同期に比べて10%以上減少していること。(ものづくり補助金申請日が属する月の前々々月から前月までの3ヶ月と、前年同期とを比較)
主な要件(労働者)
・「専門的な知識や技術が必要となる企画・立案、指導(教育訓練等)の業務に従事する者」または「部下を指揮および監督する業務に従事する者で、係長相当職以上の者」
・1年間に350万円以上の賃金が支払われる者(時間外手当及び休日手当を除いた、毎月決まって支払われる基本給および諸手当に限る。)
この助成金が創設されたことにより、設備投資については経済産業省のものづくり補助金で支援を受け、人材の雇入れについては厚生労働省の産業雇用安定助成金(産業連携人材確保等支援コース)で支援を受けることができるようになります。ものづくり補助金 第17次公募の製品・サービス高付加価値枠に申請することをお考えの事業者様は、ぜひこの産業雇用安定助成金(産業連携人材確保等支援コース)の活用を併せて検討することをオススメします。
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KOKコンサルティングは認定経営革新等支援機関です。(認定支援機関ID:106213000810)
2021年度と2022年度の事業再構築補助金およびものづくり補助金で、14社の事業者様の事業計画作成をご支援させていただき、そのうち12社の事業者様が採択されています(採択率85.7%)。これまで、製造業/IT業/卸売業/サービス業/鉄筋加工業/土木工事業/リフォーム業/飲食業など、さまざまな業種の事業者様の事業計画作成をお手伝いさせていただいております。