2023年度の事業再構築補助金の内容

11月8日に第2次補正予算案が閣議決定されたことを受けて、中小企業庁ホームページの予算>中小企業対策関連予算のページに「中小企業・小規模事業者等関連 令和4年度補正予算のポイント」資料が公開されました。事業再構築補助金には5,800億円が割り当てられています。

市場規模が10%以上拡大する業種・業態への転換を支援する「成長枠」(グリーン成長枠と同じく売上減少要件を求められない)や、市場規模が10%以上縮小する業種・業態からの転換を支援する「産業構造転換枠」、海外から国内への回帰等を促進する「サプライチェーン強靭化枠」等が新設され、「グリーン成長枠」には研究開発等の要件を2→1年に短縮したエントリークラスが新設されます。

業況が厳しい事業者向けにはこれまで通り「最低賃金枠」と「物価高騰対策・回復再生応援枠」があります。資料中に「通常枠」という表記が見当たりません。

また、事業再構築補助金ホームページの「事務局からのご案内」には、以下のリーフレットが掲載されています。

一見して、さまざまな枠が新設されて、かなりややこしくなったという印象です。これから事業再構築補助金にチャレンジしようとする事業者様がこれを見て、自社にマッチした枠がどれかを判断するのはかなり難しいと思います。申請をお考えの事業者様は、パートナーとなる認定経営等支援機関を見つけて、早めに相談されることをおすすめします。

また、すでに新事業の内容が決まっている事業者様は、今年度の事業再構築補助金があと1回残っていますので、次回第8回公募(1月13日申請〆切)での申請をご検討ください。

KOKコンサルティングは認定経営革新等支援機関です。(認定支援機関ID:106213000810)
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