事業再構築補助金、交付決定通知を早々に取得するためには

11月30日(火)に事業再構築補助金 第3回公募の採択結果が発表されました。採択された事業者は次に交付申請手続きを行い、それが審査され、交付決定通知を取得して、はじめて設備を発注することができるようになります。

KOKコンサルティングでご支援させていただいた事業者様のうちの1社は、12月21日(火)、早々に交付決定通知を取得することができました。早くても30日間、申請内容に不備があって何度も差し戻しを繰り返す場合には三ヶ月以上もかかる事業者がいる中、この事業者様はどうしてこんなに早く交付決定通知を取得することができたのでしょうか? 実は以下のような工夫をしています。

(1)採択結果発表の前から交付申請の準備を進めておく
採択結果が発表されるしばらく前に事業者様と打ち合わせを行い、採択された場合と不採択だった場合の両方に備えて、事前に準備を進めておくことにしました。採択された場合の準備としては、見積もり依頼書の作成やパンフレットの入手等を進めておいていただきました。

(2)混雑に巻き込まれる前に交付申請を完了する
第3回公募では9,021社が採択されました。この9,021社が一斉に交付申請手続きを行うわけなので、その混雑に巻き込まれないようにすることが肝心です。採択結果発表後、すぐに事業者様と打ち合わせを行い、いち早く交付申請を完了することを目指しました。

(3)不備がないように入念にチェックする
せっかく早く交付申請を行っても、申請内容に不備があっては、差し戻しになってしまいます。差し戻しになると、指摘事項を確認して訂正し、再申請します。再申請してもすぐに審査員が確認してくれるとは限らないので、一回の不備で1週間程度はロスしてしまいます。ご支援させていただいた事業者様とは入念にチェックを行って申請したため、一度も差し戻しされることはなく、そのまま交付決定されました。

以上、これから事業再構築補助金にチャレンジされる事業者様のヒントになれば幸いです。

KOKコンサルティングは認定経営革新等支援機関です。(認定支援機関ID:106213000810)事業再構築補助金の第1回公募から第3回公募までで5社の事業者様をご支援させていただき、そのすべてが採択されています。(うち1社は第2回公募で不採択→第3回公募でリベンジ採択)
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