事業再構築補助金 交付申請の落とし穴

第1回および第2回の公募で採択された事業者さんは交付申請を行っていますが、何度も何度も事務局から差し戻しされ、なかなか交付決定通知にたどり着けず、苦しんでいる事業者さんが多いようです。9月16日、事業再構築補助金ホームページ「よくある交付申請時の不備」という資料が公開されましたので、まずは、これに目を通していただくことをお勧めします。そのうえで、まだこの資料にも書かれていない「すごく間違えやすく差し戻しになる可能性が高いポイント」がありますので、ご紹介します。

それは、交付申請書別紙(エクセルファイル)の「4.事業概要(5)」シートです。このシートには「本事業により取得する主な資産(単価50万円以上の建物、機械装置・システム等)の名称、分類、取得予定価格等を記載してください。」と書いてあるいので、これを読んだ事業者さんは「ここは単価50万円以上の建物や機械装置・システムについて記載すればよく、建物や機械装置・システム以外の補助対象経費については記載する必要はない」と考えると思います。

しかし、実際には、50万円以上の建物や機械装置・システム以外の補助対象経費(たとえば、外注費や広告宣伝・販売促進費など)があった場合には、ここに記載するよう差し戻しされてしまいます。そして、再申請にまた1〜2週間も要してしまうことになります。ここ、説明が悪いため、すごくひっかかりやすい落とし穴になっていますのでご注意ください!!

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