2025年度の補助金はどうなる?経済産業省の令和6年度補正予算案の概要が公開されました
11月29日、経済産業省のホームページで「令和6年度補正予算案の概要」が公開されました。概要資料のうち、主な補助金に関連する部分を抜粋します。
中小企業生産性革命推進事業には【3,400億円】、大規模成長投資補助金には【1,400億円(国庫債務負担行為を含め3,000億円規模)】が計上されています。ものづくり補助金/IT導入補助金/小規模事業者持続化補助金/事業承継・引継ぎ補助金(今回から事業承継・M&A補助金に名称変更?)/大規模成長投資補助金は2025年度も継続されるようですね。(補正予算には計上されていませんが、中小企業省力化投資補助金も継続される予定です。)
気になるのは、「また、売上高 100億円を目指す成長志向の中小企業・小規模事業者の成長投資をハード・ソフトの両面で支援する」のところです。これは今回から始める新しい取り組みなのでしょうか?
省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金には【300億円(国庫債務負担行為を含め2,000億円規模)】が計上されています。省エネ補助金も継続され、「企業の複数年の投資計画に対応する形で支援を実施する」とのことです。
今後、政府は12月21日の会期末までに補正予算の成立を目指すことになります。年末年始には各補助金の詳細や日程が明らかになってくると思いますので、設備投資を計画中で補助金の活用をお考えの事業者様は、今から補助金申請の準備を始めることをおすすめします。補助金申請のための事業計画書作成には2ヶ月程度はかかりますし、できれば加点となる経営革新計画等を取っておきたいところです。
→(ご参考)以前の記事「来年ものづくり補助金申請をお考えなら、今のうちに経営革新計画を作成することをおすすめします」
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KOKコンサルティングは認定経営革新等支援機関(認定支援機関ID:106213000810)として、補助金申請のための事業計画作成をご支援しています。直近(2021年度〜2024年度)の「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」等で、20社の事業者様の事業計画作成をご支援させていただき、そのうち17社の事業者様が採択されています(採択率85%)。これまで、製造業/IT業/卸売業/サービス業/鉄筋加工業/土木工事業/リフォーム業/飲食業など、さまざまな業種の事業者様の事業計画作成をお手伝いさせていただいております。
他にも「事業承継・引継ぎ補助金」や東京都の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」、2024年から始まった「中小企業省力化投資補助金」や「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」申請のためのご支援もさせていただきますので、気軽にお声がけください。
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